■ 平成29年中の特殊詐欺認知件数・被害額(長野県警集計暫定値)
平成29年 | 前年比(%) | ||||
認知
件数
|
被害額(円)
|
認知
件数
|
被害額 | ||
特殊詐欺 合計 |
219
|
269,491,316 | 1.9 | △44.9 | |
内
訳
|
オレオレ詐欺 | 73 | 109,940,000 | △13.1 |
△55.6
|
架空請求詐欺(支払え詐欺) | 90 | 86,855,829 | 38.5 | △43.1 | |
融資保証金詐欺(貸します詐欺) | 11 | 8,700,099 | 0 | △43.6 | |
還付金等詐欺(返します詐欺) | 39 | 35,611,388 | △15.2 | △16.7 | |
金融商品等取引名目の詐欺
(もうかります詐欺)
|
2 |
12,000,000
|
△71.4 | △59.5 | |
ギャンブル必勝法情報提供名目の詐欺
(もうかります詐欺)
|
2 | 16,327,000 | 皆増 | 皆増 | |
その他 |
2
|
57,000 | 0 | △95.4 |
❒ 件数は219件、被害額2億6,949万円で、このうち「架空請求詐欺」は90件で、28年に対し38.5%増加しています。
❒ 被害者の58.9%が65歳以上の方です。
「オレオレ詐欺」被害者の43.8%が70歳代、52.1%が80歳代、「還付金等詐欺」被害者の64.1%が70歳代です。
❒ 被害者の36.1%が男性(79人)、63.8%が女性(140人)です。
「架空請求詐欺」被害者の53.3%が男性です。
また、「オレオレ詐欺」被害者の87.7%、「還付金等詐欺」被害者の69.2%が女性です。
❒ 「オレオレ詐欺」73件中、息子をかたるもの24件(うち、実名をかたるもの11件)、孫をかたるもの3件、その他の親族(甥等)をかたるもの13件、警察官をかたるもの6件、「その他(金融機関職員等)」をかたるものが27件です。
❒ 特殊詐欺の被害は、32市町村(18市・14町村)に及んでいます。
特殊詐欺の種類手口(長野県警察本部資料) (378KB) |
■ 平成29年中の特殊詐欺被害阻止の状況
平成29年 阻止件数(「被害阻止者」別) |
平成29年
阻止金額
(円)
|
|||||||
計 |
金融
機関
職員
|
コン
ビニ
従業
員
|
家族
|
知人 |
その
他
|
|||
被害阻止 合計 | 379 | 127 | 46 | 97 | 22 | 87 | 330,513,671 | |
内
訳
|
オレオレ詐欺 | 105 |
54
|
|
45
|
1 | 5 |
278,996,592
|
架空請求詐欺 | 131 | 24 | 39 | 30 | 13 | 25 |
44,919,902
|
|
還付金等詐欺 | 136 | 44 | 7 | 21 | 7 | 57 |
4,482,177
|
|
その他 |
7
|
5 | 1 | 1 |
2,115,000
|
※「被害阻止者」の「その他」は、県・市町村などの行政職員(46件)、民間会社の社員(15件)、 警察官(7件)、運送業者、ケアマネジャー、弁護士、行政書士、税理士、駅員などです。
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❒ 金融機関職員や家族などが、特殊詐欺被害を「水際」で阻止した件数379件(対前年6.8%増)、阻止した金額3億3,051万円で、 阻止件数・阻止額とも、被害件数・被害額を上回っています。
❒ 「未然防止者」の内訳は、33.5%が金融機関職員で127件、25.6%が家族で97件、12.1%がコンビニ従業員、「県・市町村などの行政職員」で各46件となっています。
・被害者の93%が「特殊詐欺を知っていた」、
・被害者の83%が「自分は騙されないと考えていた」、
・「自分は騙されないと考えていた」方のうち72%「見破る自信があった」(「特殊詐欺被害者に対するアンケート調査結果」(平成29年3月13日長野県警察本部生活安全企画課))にもかかわらず、大切な財産を失っています。
長野県東信消費生活センター 0268-27-8517 |
警察専用相談電話
#9110
または
|
長野県南信消費生活センター 0265-24-8058 | |
長野県中信消費生活センター 0263-40-3660 | |
長野県北信消費生活センター 026-223-6777
|
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市町村消費生活相談窓口(長野県ホームページ) |
「特殊詐欺のキーワード」編 (2018-01-17 ・ 806KB) (長野県・長野県警察・長野県消費者被害防止推進会議)
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